レビュー

プログラミング言語PHPの学習におすすめの本3選

こんにちは、MSKです。
5年ほど前にバックエンドのエンジニアの方と一緒に仕事をした際にバックエンドの仕事にも興味があると言うと、「最初はPHPを勉強したほうがいいよ、そこから広げていくといいと思う」とアドバイスされました。
すぐにPHPの本を買って勉強をして、今は趣味でPHPを書いています。
今まで学習した本で個人的におすすめできる本を3つを紹介していきます。
また、+αとしておすすめのフレームワークの紹介と動画教材の紹介も行います。

PHPについて

PHPはサーバーサイドで実行されるスクリプト言語です。

WordPress」というものをご存知でしょうか?
「Wordpress」はホームページの作成を行えるツールですが、これはPHPで作られています。
※このサイトも「Wordpress」で作られています。

PHPはサーバーサイドのシェア78%程度を持っていて、他のサーバーサイド言語より多くのサイトで採用されています。
(「Wordpress」の普及が大きいこともあります。)
多くのサイトで使われていることもあり、PHPを使える人口は多いため求人数はJavaScript、Javaに次いで3位です。

また、学習難易度が低く、使える人が多いので情報もたくさんあることが特徴です。

こういう理由からサーバーサイド開発を最初に学ぶ人にとって、PHPはおすすめの言語です。

おすすめの本3選

誰もがあきらめずにすむPHP超入門

かわいらしい表紙の「誰もがあきらめずにすむPHP超入門」は、手を動かしながら少しずつPHPの基本とWebアプリの基本を学んでいく本です。

プログラマとして、本の冒頭にかいてある「やってみなきゃわからない」というのは、常日頃からエンジニア同士の会話でも出てくる内容ですし、実際にその通りだと思います。

この本はこの言葉通り、体験することを主軸にしています。

手を動かし、プログラムを動かしてPHPやWebの基本を体験することで学習を進めます。

解説も他の本より丁寧だと感じました。
初学者の方には、かなりおすすめできる内容です。
タイトル通り、諦めずにPHPを使えるようになる本だと思います。

気づけばプロ並みPHP 改訂版--ゼロから作れる人になる!

僕が持っているのは改訂前のバージョンです。
PHPの基本を学習した人が何か作ってみることの足掛かりになる本だと思います。
この本では架空のECサイト作成を1からスクラッチで開発していきます。

ログイン機能や注文フォームなどをPHPで作っていきます。
今は便利なWebフレームワークが多数あるので、スクラッチで書くことはなくなりつつあるのかもしれませんが、1から作れる技術というものを持っておくことは大切だと思っています。

仕事がスクラッチで書くことが多い組み込み系なので、1から作る楽しさというものは多くの人に経験してほしいなとも思っていますので、おすすめに入れました。

独習PHP 第3版 

僕がPHPを最初に学習した時に使った本です。
僕自身が学習開始した時点で、C/C++、C#、Java、Pythonなど多数のプログラム言語を取得していたので、いきなり「独習シリーズ」のこの本を使いました。

プログラミング初心者の人には、あまりおすすめできないと思っていますが、プログラミング経験者ならこの本で手っ取り早く学習したほうがいいのではと思っています。

解説→例題と言う形で進んでいき、各節と各章の最後には練習問題があります。
PHPの基本は網羅されています。
学習後は知りたい機能を検索して使うということもできます。

オブジェクト思考についてもしっかりと書かれていることが僕のなかではポイントが高いです。

個人的な補足

フレームワーク

PHPを趣味で使っているのですが、素のPHPをそのまま書くことはありません。
フレームワークと言われるものを使って開発することが通常です。
PHPの有名なフレームワークには「CakePHP」や「Laravel」などがあります。
僕は「Laravel」を普段使用していますが、Laravelを学ぶためにおすすめの本を紹介します。

PHPフレームワークLaravel入門 第2版

PHPのフレームワークで「Laravel」はかなり使いやすく、個人的にはおすすめなのですが、日本語の本は少ないです。
「PHPフレームワークLaravel入門 第2版」はLaravelの基本を学ぶにはおすすめの本です。
コントローラやビュー・テンプレート、モデルなどの扱いを例題を使って、丁寧に解説されています。
基本的に、ある機能の大枠を解説→その中の1つの機能のサンプルソースを提示→そのサンプルを使いながら機能を解説という順番で進められていきます。
手を動かしながら学べるところが良いと思います。

例題で使われている内容は自分のアプリを作成するときにも使える内容です。
本を読み終わったら、すぐに自身のアプリ開発に着手できるようになると思います。

本以外の学習方法

本を読むことが苦手な人だという人には、動画で学ぶということがおすすめです。
僕のおすすめはUdemyです。

UdemyのおすすめのPHPの講義を紹介します。

世界で30万人が受講】フルスタック・Webエンジニア講座(2019最新版)

PHPだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptまで解説されている講義です。
Web開発の初心者の人におすすめの講義になります。
ただ幅広く解説されいる反面、深い内容には踏み込んでいません。
初心者の人が学び始めるきっかけになる講義だと思います。

【世界で30万人が受講】フルスタックWebエンジニア講座(2019最新版)

PHP+MySQL(MariaDB) Webサーバーサイドプログラミング入門

約12時間のPHPの入門講義です。
PHP(プログラミング)の基本文法やデータベースの基本を学んでいきます。最後に応用のアプリとして掲示板アプリを作成します。

PHP+MySQL(MariaDB) Webサーバーサイドプログラミング入門

他の講義にも興味がある人はUdemyで講義を検索してみてください。

まとめ

PHPを学習するおすすめの本を3つ紹介してきました。

おすすめの本は以下の3つです。

  • 誰もがあきらめずにすむPHP超入門
  • 気づけばプロ並みPHP 改訂版--ゼロから作れる人になる!
  • 独習PHP 第3版 

本以外でもUdemyで動画による講義をうけると言う方法もあります。


以上、「プログラミング言語PHPの学習におすすめの本3選」でした。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

ABOUT ME
MSK
九州在住の組み込み系エンジニアです。 2児の父親でもあります。 数学やプログラミングが趣味です。 最近RustとReact、結び目理論と曲面結び目理論にはまっています。